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Kindle Fire HDの古い世代のものを使ってみる IT

Kindle Fire HDの古い世代のものを使ってみる

Kindle Fire HDはAmazonが発売しているAndroidタブレットの一派ですが、昔はグーグルのAndroidタブレットなどに比べて機能が制限され使い勝手が少し悪いかな?などと思っていたのですが、ここに来てAmazonのプラットフォームとしての取り扱いコンテンツが莫大に増えたためグーグル…
生存困難 小説

生存困難

                            著 小松 郁 1、  あたしは息をする度に生きる可能性を殺している。  この世に生まれ落ちることって自分を殺していく作業なんだろうか?  息をするのが苦しい。  そしてまた息継ぎを終えるとあたしはぜいぜいと喘いで頭をもみくちゃにする。  思えば…
大殺界 大殺界

大殺界

小松 郁  僕たち2人はプロペラ飛行機に乗って彼女の実家がある離島に向かっていた。それは僕たちの結婚を報告するために彼女の父親に会いにいくためだ。僕は彼女静かに風に乗りながら操縦桿を握りプロペラ飛行機を南に向かわせる。僕たちは初夏の心地よい風を受けながらひたすら広がる海の上を飛んでいた。  彼女は少…
ゲームな世界 No.4 ゲームな世界

ゲームな世界 No.4

                              小松 郁                                                 第4章  ふと目が覚める。  朝の淡い日差しが窓から入ってきている。ここはどこだ?周りを見渡す。ホテルにでも泊まったか?  と、何とな…
ゲームな世界 No.3 ゲームな世界

ゲームな世界 No.3

                               小松 郁 第3章  寮へは徒歩で10分ぐらいだった。寮も学校と似たようなものでモノコックのただ平面的な建物だ。  じゃあまた後で会おうね。  バイバイしながら去って行く。紀子さんは私を私らしき部屋まで案内してくれた後自分の部屋に戻っていっ…
ゲームな世界 No.2 ゲームな世界

ゲームな世界 No.2

                           小松郁 第2章 ふと私の様子におかしさを感じたのか女子生徒が声をかけてきた。  沙紀ーどうしたの?お腹でもいたいのお? ん、やばい何か話さなければ。制服の肌に擦れる感覚、下着の締め付け、スカートの下の儚い気分。  あ、あのこれって何ですか? 私は…
ゲームな世界 No.1 ゲームな世界

ゲームな世界 No.1

                             著:小松 郁 第1章  私は田中順平というもう50を前にしている冴えない中年男だ。仕事も管理職にはついているが名前だけの残業要員だ。それは私がとある懐かしいRPGゲームをつい目にした所から始まる。  これは昔流行った大人気ゲームの最新作か?な…
ここは火星の一軒家ーMy house of Mars planet.ー ここは火星の一軒家

ここは火星の一軒家ーMy house of Mars planet.ー

                          著:小松 郁 7.火星の仄かな明かりの中で  ある日ご主人達は僕ら第3世代AIの僕とR039の配備計画見直しを発表した。僕はドキリとしたがどうやら廃棄処分にはならないらしい。  そして開拓村の充実のために新たに3体の第4世代AIを導入するらしい。彼…
ここは火星の一軒家 ーMy house of Mars planet.ー ここは火星の一軒家

ここは火星の一軒家 ーMy house of Mars planet.ー

                           著:小松 郁 6.綱渡り  それは突然のことだった。一カ所を中心として作業ロボットが通信途絶やエラー情報を盛んに送信してくるのだ。何よりパイプラインからの水の供給がストップしてしまった。  これは各種観測衛星などの地表データを受け取る度に地震とい…
ここは火星の一軒家ーMy house of Mars planet.ー ここは火星の一軒家

ここは火星の一軒家ーMy house of Mars planet.ー

    著:小松 郁 3.知能の子 衛星軌道上に浮かぶ重力波地表探査機は火星地表深度1キロメートルまでの資源を地図を完成させていた。  ご主人からの指令でこの地図を元にロボット生産、採掘計画を立てていく予定だ。 これはR039との共有計画としてディープラーニングのフラグが立ちまた地球の資源などの困窮…
ここは火星の一軒家ーMy house of Mars planet.ー ここは火星の一軒家

ここは火星の一軒家ーMy house of Mars planet.ー

                             著:小松 郁 2.火星の夢  僕は眠りに入り夢にうなされていた。 僕は数万体のロボットを火星全域に展開させ僕は必死で火星を制圧しようとフル稼働しているのだ。開拓村には発電設備、ロボット製造工場、居住区、宇宙エレベータ、護衛ロボット集団が設置さ…
ここは火星の一軒家 ーMy house of Mars planet.ー ここは火星の一軒家

ここは火星の一軒家 ーMy house of Mars planet.ー

                           著:小松 郁 1.赤の地平  西暦2218年、この時代に生きる事を僕は記憶に留めておけるだろうか? 舞台は荒涼たる一面の赤い土。なんでこんな所に僕はいるんだろう?僕ら達のは母星は夜空にごく小さな点で僅かな水色を放って輝く星。 あそこに見える地球と…
僕たちの時を求めて小説パート3 僕たちの時を求めて

僕たちの時を求めて小説パート3

                             小松 郁 ふと目を覚ますと君がいない。僕が君を見失うことなんて無いと思っていた。 僕の過信だ。僕は必死でそこら中を見回した。 でも彼女は見当たらない。 その時かすかに彼女の旋律が聞こえた。彼女も寂しげに旋律を奏でているようだ。 僕は急いでその…
僕たちの時を求めて詩編3 僕たちの時を求めて

僕たちの時を求めて詩編3

愛に従え。愛に従えば力が得られる。 それはそなた達を導く手助けとなるのだ。しかし我は未だに力が足りぬ。それは情けないことだ。 その方は苦しんでいるようだった。まるでたった1人で生きているようだった。 僕たちはさえずる。愛はここにありますとも。 その方は僕らを見て少しほっとしたようだった。 我は力をコ…
僕らの時を求めて(小説パート2) 僕たちの時を求めて

僕らの時を求めて(小説パート2)

                          小松 郁 遥か微かに愛の旋律が響いてくる。  この音は何だろう。 とても苦しく切ない。 まるで誰もいないみたいな旋律だ。  何となく私わかる。 切ない思いだけが込み上げてきて無性に寂しくなるの。  それは何だろう?  多分ね。 私も旋律も一人きりな…
僕らの時を求めて(詩篇2) 僕たちの時を求めて

僕らの時を求めて(詩篇2)

                         小松 郁 真っ青なこの星に彼らは愛されていた。いざ行けよと彼らは背に重い荷を託された。 彼らは分裂し自分の目先の使命を喪失した。 許されている。でも許されてはいない。 その過酷なる運命に抗うには彼らは未熟だった。 でも彼らはなんとなく気づいていた、 …
僕たちの時を求めて(小説パート) 僕たちの時を求めて

僕たちの時を求めて(小説パート)

                           小松 郁  そこはただひたすら穏やかな場所だった。僕たちは些細なことでいつも笑っていた。 僕たちは星のしずくを飲み生きていた。ただそれだけだった。  ねえ、あのお星様はどんなところなんだろう?  わからないよ。でも僕たちはあそこには行っちゃいけな…
僕たちの時を求めて 僕たちの時を求めて

僕たちの時を求めて

                              小松 郁 今日も僕は愛の夢を見ていた。ほんとのところは僕は愛なんてよくわからない。 君を愛してる。 この言葉を言うたびに胸を締め付けるこの辛さはなんだろう。僕は孤独だった。 僕は君と融合したかった。 いつも一緒に笑って。 いつも一緒に泣いて…