5Gのマイクロ波の悪影響を考察してみる

5Gは体に悪影響だ!、コロナになったのは5G基地局のせいで基地局を襲撃しよう!ということで本当に襲撃対象になった5Gですがいったいどのような仕組みで動いているのでしょうか?

今回はこちらを冷静に解説していきたいと思います。

■5Gの周波数バンドからの悪影響を探る。

5Gは極微細なミリ波の電磁波を使い主に3.7GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯と言った運動エネルギーの激しい電磁波を使いそこにベースとして4Gの広範囲伝達能力を制御局帯として機能させ、より電磁波と使う範囲が極小のミリ波の微細電磁波との連携で動作するような仕組みになっており、これに使うミリ波の体への悪影響について危惧されている方が多く、そこら辺が苦情の問題になっています。

例えば電子レンジの周波数帯である2.4GHz帯で最大でその10分の一も振幅微動が細かい微細電磁波を使うわけですのでここら辺は脅威に思う方はいらっしゃるかもしれません。

ちなみにこの電子レンジの使う2.4GHz帯はWiFi電波としても使われ電子レンジを使うとWiFiに電波干渉してWiFiがおかしくなると言った経験もされた方もいるでしょうが、この電子レンジは密閉された空間に同じ周波数でも出力の大きな電磁波を流し込むことで発熱効率を上げています。

それが外に漏れ出たからと言ってWiFiはすでに日常に使われていますのでさほど人体には影響ないことはお分かりかと思います。

この28GHz帯の周波数を帯域伝送のスケールアップとして5Gでは使うことになりますがここでこのミリ波をある程度の大出力にすることで人体への影響、電波障害など脅威を感じられている方は多いかもしれません。

ここで対象に上げられるのががんなどの影響が危惧されるX線、ガンマ線などですがこちらはX線で3×10の16乗Hzとテラヘルツを大きく上回る微小電磁波な為、X線などの影響はそんなには気にしなくて良さそうです。

ただ記載したように出力が大きければ電子レンジの熱エネルギーなどとして使われる帯域よりも上ということでこの電磁波による原子細動による熱問題は出力が大きく近くでそのミリ波のエネルギーを大量に浴びる場合に結構課題になりそうです。

ただ電子レンジの大きくても10リットル程度の容器に電磁波を流し込むのと対照的に少なくとも100〜数百メートルの範囲に28GHzの範囲が広ければすぐに障害物に電波吸収されてしまう到達距離の極小の電磁波を使うことですのでさほど脅威はないかもしれません。

■5Gはメンテナンス維持費の向上が見込まれるがそこは大丈夫か?

ここは電波の到達距離が100m〜数百メートルということで5Gの基地局は4Gなどと比べ圧倒的に狭い範囲に広く配置して敷き詰めなければなりません。

ここは5Gネットワークのベースに4Gが依然として使われ大容量転送などの際に5G電波に切り替えることでメンテナンス維持費から契約代金まで抑え込めるとは思いますが契約プランの価格上昇には少し注意です。

ここら辺は電波事業者の調整次第ですがリソースは必然的に限られてきており5Gが万能だとか5Gがそれほど被害があるとかに関する都市伝説などはあまり鵜呑みにされない方が良いかとは思います。

■4Gのままでも良いのではないか?

確かにこれは言えます。

4Gは連携も簡単で基地局も比較的大きな範囲をカバーしますので保守点検も5Gに比べて楽で今現在の筆者の感想としては一般向けには5Gは契約のキャッチコピーの様なもので5Gの実力が出し切れるかについてはあまり筆者は期待していない方です。

またこの一般向けというのが重要で実はそちらには依然として4Gが使われ、より高速回線が必要な工業施設や病院施設、商業施設他などのような人口密集地帯で5G提供エリアは絞られて基地局などは整備されていくと思います。

つまり5Gはどちらかというとバリバリに転送速度を使う事業用途の方で需要があるはずで、一般向けはセールスコピーのおまけといった側面がもしかしたらあるかもしれません。

■携帯キャリアの広告宣伝効果としての5G

やはり携帯各キャリアも5Gというキーワードを投入することによりより回線ネットワークを強化して売り上げ向上に結び付けたい考えだと思いますが、現状ではアプリ側でもデータ転送節約も様々に試行錯誤されていますので4Gで通常使う方が信頼性が高く安価で、5Gの地帯だとメンテナンスも簡易なごく限られた人口密集地帯だけでの投入となることはかなり可能性が高いでしょう。

ですので5Gは本当に各キャリアの宣伝文句に丁度いいという程度ではあります。

■5Gはこれからどうなるか?

やはり5Gの弱点は極微細電波を使うことにより一つの機器でのエリアカバー範囲が非常に劣るということが挙げられ4Gとの連携でうまくいかなければ5Gの成果は全く恩恵を受けられないことになります。

この問題は電磁波の物理法則ですので中継機をより多く配置することでしかカバーできないのでしょうが5Gが比較的懐疑や反対の目で見られたり最大で28GHzというごく限られた範囲から人体への影響を多大に心配する方は大勢いらっしゃいます。

ただ人体への影響は先にも記載したように熱問題などいろいろと研究されていることと思います。

■国策としての次世代ネットワーク

5Gは国策ですので5Gの欠点を有り余って資金的余裕のある5Gの拡大への期待は大きいものです。

ここで5Gの恩恵ですが一般の人はそこまで高速回線を必要としませんし現状は4G値段が安くなると言ったこと以外特にメリットはなさそうです。

ただ事業分野での貢献は大きくこちらへの投資が盛んになりますのでどちらかというと一般消費者向けのネットワークというよりも事業消費刺激策としてまた電波の利用戦略として画策されている傾向があります。

■終わりに

以上で5Gをちょっとまとめてみましたがまあ5Gは一般の方は安ければ買うと言った程度でそれほど躍起に5Gにこだわる必要性はないかと思います。

時代の流れとして逼迫してる電波帯のうち新たな電波帯でサービスシフトしていくことは重要です。

事業者に新たな電磁波が割り当てられ電磁波の利用可能周波数帯の増加から既存の電波の利用用途変更など自由に使える電波帯を取り決めてこれからの成長戦略に専用の電波帯を簡潔に有効整備してゆくことは重要なことと思います。

ただあまりにも高周波数帯の電波帯を使うため障害物に弱い、届く範囲が異様に狭いといったデメリットを理解して5Gを有効活用して行っってもらいたいと思います。

これからの未来を作るのは全ての人たちですので新たな事業体改革などはより効率化のために頻繁に行われてしかるべきものです。

では、当たらな電波帯の利用の課題は色々上げて行きましたがそれほど被害意識は持たず5Gで得られる恩恵で何ができるかを必死にリードして行きましょう。

皆さんは肝心な資源管理に十分な注意を払っていることもあると思いますのでこれからの5Gでいかにうまく利用するかなどを考えることはもしかしたら楽しいかもしれません。

ではこの記事が皆様の知識の参考になれば幸いです。

*以下関連記事です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

eight − four =