Amazon Echo Plus(第2世代)を聴いてみる
エコープラスの第一世代がかなり気難しかった感じでしたのでどんなものかと思っていましたがこのエコープラスの第2世代は高域が綺麗に透き通り低音も出す時にちゃんとドンドン出す様に効いていて第一世代のエコープラスより汎用性も高く気軽に良い音が出る商品になっている様です。
エコープラスの音の空間の広がりは第一世代でもかなりありましたがこちらは解像度の高さも備えながら包み込む様な音とともに良い音に仕上げてきている様です。
もしかしたらこのエコープラスの第2世代はそこら辺のステレオで鳴らすより良い音が鳴るかもしれません。
音圧がかなり難点だった第一世代よりボーカルも非常に聴きやすい音でスムーズで解像度も高くクリアで音の空間が広いナチュラルな音です。
またバイオリンなどの音も情緒豊かに鳴らします。
ピアノは若干キレの面で苦手な感じですがこれは高度なステレオなどと比較した場合の感想でこの筐体でここまで鳴らしていればかなり満足です。
第一世代と比べるとちゃんと音楽の余韻まで表現できておりSN比やダイレクトレンジなどもかなり改善してきたと思われます。
アレクサ(アシスタント)自体は第一世代も使ってきたと言うことで私の声紋などちゃんと聞き分けられる様になっているのかそんなに下手なことはやらなくなっています。
ただ音量が10段階でしか設定できないのは変わっておらずそこは少し残念なところですが音量が10段階でもうるさい様な音は5以上とかに上げない限りうるさいと感じる様なことはない様です。
私はまだ標準のエコーは聴いていませんがこのエコープラスは単体で鳴らしても上位機種として非常に優れたものがある様です。
ステレオ感ですが一つのエコープラスでも十分にステレオ感も空間の広がりなどが出来ておりより良くするために2台構成にするなど考えられますがとりあえずお手軽に1台で聴いても十分な様です。
私はまだ試していませんがこちらは映画のスピーカーなどとして様々な音を良く鳴らすために非常に優れた商品に仕上げていると思われます。
これは標準のエコーの第2世代もレビューしようかと思っていましたがエコープラスの第2世代を聴くと標準のエコーはあまり要らない様な気がします。
さらにアマゾンはエコースタジオという製品をラインナップしていて外観を見るとエコースタジオの方はいかにも低音がすごく鳴りそうな作りですが、こちらはまた大作映画などの臨場感を出す時にはあったほうが良さそうですが普段使いではこのエコープラスが最適な感じでエコースタジオまで必要かはまたちょっと聴く機会があったらレビューすることにします。
とにかくとろける様な音を出してきていて第一世代から全く違う音を出してきたのでこちらは非常にお勧めです。
確かスポティファイとかもサービスに組み込めますしBlueToothスピーカーとして使った場合にはどんなプラットフォームでも再生できますので定価で2万弱ですがそれぐらいの価格で買えるBlueToothスピーカーとしてもこちらは非常に優れた商品と言える様です。
私は専用のBlueToothスピーカーは持っていませんが多分5万円ぐらいのBlueToothスピーカーと匹敵するぐらいの音を出しているのではないかと思います。
アマゾンも経営戦略的にプラットフォームの囲い込み戦略で製造コストギリギリでかなり戦略的に商品投入していると思いますのでこちらは非常にお買い得な商品となっています。
これですとグーグルスピーカーなどはタイトで解像度はそこそこ高いですが音の情緒の表現などで差がつけられて音の面でちょっと分が悪くなりそうです。
しかしグーグルはあまり商品のラインナップを充実させることはありませんのでこれはまあアシスタント機能の信頼性やオープンなサービスなどでグーグルは着実な地位を築ければいいのかなといった感じです。
実際にやはりアレクサよりはGoogleアシスタントの方が設定端末のスマホなどにあまり依存せずYouTubeやNetFlix他、様々なサービスが利用できる事などとアシスタント機能やサービスではグーグルの着実なオープン戦略に分がありそうです。
エコープラスの第2世代に戻りましてこの商品は音楽を再生するにも多分臨場感良くアマゾンのプライムビデオなど再生するにもすごく良い商品をアマゾンは投入してきたなといった感想です。
アマゾンの課題はアマゾンミュージックの最適なAIなど駆使した再生リストの生成やお気に入りリストなどやアシスタント機能の向上などまだまだ課題は多いですがとりあえずこの商品はアマゾンのメディア戦略的に橋頭堡になる商品の様です。
こちらはなかなか定価から安く買える機会はなかなか無いかもしれませんが安く手に入る機会あるなら是非手にいれて美しい音楽を聴いていただきたいと思います。