YouTubeはスマートキャスト時代にどう出るか?
このサイトではスマートスピーカーのグーグルホームやアマゾンエコーをレビューしていますがYouTubeはこのスマートキャスト時代にどのような戦略に出るのかを一応レビューしたいと思います。
基本的にYouTubeの広告は広告制作費を安く上げているケースが多くこの高解像度のスマートキャスト時代にプラットフォームの足を引っ張る存在となっています。
YouTubeの広告は画像にもお金をかけておらず音は劣悪です。
これでは広告どころか広告が逆に広告主にとって非常にマイナスイメージになる可能性があります。
そこで思い切った経営戦略を立てられず1280円という他者比較で高額なプレミアムプランとYouTubeはかなり環境を改善していかなければスマートキャスト時代に時代遅れになる可能性があります。
YouTubeのコンテンツはお金をかけているものも多く画像も音楽もすごく素敵なコンテンツは大量にあります。
YouTubeプレミアム加入者にグーグルホームを配るといった戦略も行なったようですがいまいちプレミアム会員は増えていない様な気がします。
これからスマートスピーカーやテレビへのキャスト端末がますます普及していくと思われますがYouTubeの様な巨大メディアにとってそこでちゃんと視聴してもらえるかは大問題になります。
同じ問題は動画配信会社各社での劣悪な画像、音環境などでも言えますが高解像度で画像も音楽も試聴される様になるスマートキャスト時代に画像と音が劣悪なコンテンツは避けられてしまうといった問題を抱えている様に思います。
もちろんスマートキャスト時代に入りデバイスの普及率が向上して行くに従い広告や収益プランが成り立つ様になりこういった問題は回避されるかとは思いますが動画配信会社にとっては2020年はその正念場に立っていると言えるかもしれません。
YouTubeなどは積極的にデバイス市場には参入しない方針ですがアマゾンとグーグルが引っ張っていく市場でどれだけ市場シェアのボリュームバリューが出せるかは現状ではかなり未知数です。
ここで両巨頭であるアップルとマイクロソフトの動静が気になるところですがこちらは着々と今戦略を錬っている最中かと思われます。
しかし一方でほぼ地上波やBS波などのテレビ放送が壊滅するスマートキャスト時代ですがこれに対しテレビ局各局もどう対処するのかは急がなければならない様な気はします。
取り敢えずスマートキャスト時代に皆さんがどんな選択をするのかが楽しみではあります。