Pioneer TD-T07HS Limitedの沼

TD-T07HS Limitedはパイオニアから1996年に発売されてオーディオファンの間で広く周知された商品でした。

今でも盛んに中古市場などで売買が行われ10万円以下で買うのは非常に難しい商品の一つです。

この商品の特徴としてピックアップが上部に装着することにより下の超重量級の安定したターンテーブルにCDを密着させて回転させることで安定的なドライブを実現しているという特徴があります。

またDAコンバーター部にもCDの限界を超える24bit Hi-bit・レガート・リンク・コンバージョンSというものを搭載しておりCDの16ビット音源を24ビットに再量子化してアナログに変換することによりワイドレンジの再生を実現しています。

また音はその低音部のドライブ感の良さが特徴で音源の重心が少し下に下がった様に聴こえます。

ダイナミックレンジでは120dbまで拡大されておりHiFiオーディオの顔も持ちながら非常にアナログ的なワイルドな音を奏でる名機です。

高音域の繊細さは重低音が強いためあまり目立ちませんがしっかりとメリハリが良く鳴ります。

とにかくこのプレーヤーでCDを再生するとキレのいいグルーブ感のあるサウンドになり没入感に優れるプレイヤーの一つです。

現在(2020年1月)ではやはりピックアップの故障が増えている様でこの機会にオーバーホールを行うのも良いかもしれません。

1990年代に発売されたCDプレイヤーでも人気を博すこのモデルはおそらく長く皆に愛され末長く利用され続けられることになるでしょう。

CD時代が全盛だった1990年代はバブルの余韻を引きずっておりとにかく物量を投入して数十万円から数百万円、果ては1000万円近いオーディオ製品群があります。

ぜひこの機会にCD時代に花開いた名機たちに触れてみるのも良いかもしれません。

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